職場体験
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2018/08/10
私が中学生の時にはなかった職場体験。
今の子どもたちは実際の職場を体験する授業があります。
近くの中学校は自分でやりたい職場にアポイントメントをとり、そこで実際に仕事をして、レポートにまとめるのです。
そんな中、私の教室に通っている一人の中学生が、英語の先生の体験したいと願い出てくれました。
もちろん授業で実際に教えることはできませんが、アシスタントをしてもらうことにしました。
まずは、裏でどんなふうに働いているのかを感じてもらうために、一番大変な宿題の丸付けをしてもらいました。
次に、アシスタントとして授業中にどうやって英語を使っていくのかの例をやってもらいました。
選んだ生徒のレベルは、今年度初めて英語を習い始めた小学高学年の子どもたち。
まず子どもたちに対して、自己紹介を英語でしてもらいました。
子どもたちの反応は。。。「英語で何か言ってるけど。。。わからない。こんなふうに話せるようになるの?」という感じでした。
そうです!もちろんみんなも、もうすぐこうなります。
そして会話の相手になってもらいました。スラスラ読めるアシスタントに、「すごいなー!」と感じたと思います。まだ中学生です。英語を習いはじめて数年。
ペラペラになるのは難しいですが、彼女なりに知識を振り絞って頑張ってくれました。
最後に「どうだった?」と感想を聞いてみると、
「教えることはとても楽しかった。でも丸付け大変でした。」と言っていました。
職場体験終了にあたり私が彼女にしたアドバイスは。。。
本当に大変だったと思う。緊張もしてただろうし、子どもたちに気も使っていたと思う。丸付けも大変だったでしょ?でもね。この大変さは、みんなが「英語が好き!検定が合格した!もっと英語頑張る!」その言葉だけですべて忘れちゃうくらいうれしいんだよ。素敵な職業だよ!
そう言いました。
彼女は英語の先生になることが夢だそうです。
きっと今回の体験は将来彼女にとって役に立つだろうと思っています。
良い先生になってくださいね!